ポートレートの撮り方|初心者でもプロっぽく撮れるコツと設定を実例で解説


どうも、リョウです!

「ポートレートを撮ってみたいけど、何から始めればいいかわからない…」って人、めちゃくちゃ多いと思います。

僕もカメラを始めた頃はそうでした。風景やスナップはなんとなく撮れるけど、人を撮るとなると急にハードルが上がる感じ、ありますよね。

でも正直、ポートレートって基本のコツさえ押さえれば一気にそれっぽく撮れるジャンルなんです。

ということで今回は、僕が普段α7IIIとSIGMA 135mm F1.8 Art・FE 35mm F1.8を使ってポートレートを撮っている経験をもとに、初心者でもプロっぽい写真が撮れるようになるコツと設定をまるっとまとめました。

目次

ポートレートに向いたカメラ設定

まず最初に押さえたいのがカメラの設定。ポートレートではオートで撮るよりも、ある程度自分でコントロールしたほうが圧倒的にいい写真が撮れます。

僕がα7IIIでポートレートを撮るときの基本設定はこんな感じです。

設定項目 おすすめ設定 ポイント
撮影モード 絞り優先(Aモード) ボケ量を自分でコントロールできる
絞り(F値) F1.8〜F2.8 背景をしっかりボカして主役を引き立てる
ISO感度 オート(上限6400) 屋外ならISO100〜400で十分
AF設定 瞳AF(リアルタイム瞳AF) ピントを目に合わせるのが鉄則
ドライブモード 連写(Lo) 表情の変化を逃さない
ホワイトバランス オートまたは日陰 日陰設定で暖かみのある肌色に
記録形式 RAW+JPEG 後から肌の色味を調整しやすい

ぶっちゃけ、最初のうちは「絞り優先モード+瞳AF+開放付近」だけ覚えておけばOKです。これだけで背景がトロけたポートレートが撮れます。

α7IIIの瞳AFはめちゃくちゃ優秀で、半押しするだけで目にピントが吸い付くので、構図に集中できるのがありがたいですね。

おすすめレンズと焦点距離の選び方

ポートレートでレンズ選びはめちゃくちゃ大事です。正直、ボディよりレンズで写真の印象が変わると言っても過言じゃないです。

焦点距離ごとの特徴

  • 35mm:環境ごと写し込むスナップポートレート向き。街中や旅行で使いやすい
  • 50mm:見た目に近い自然な画角。万能で最初の1本におすすめ
  • 85mm:ポートレートの王道。適度な圧縮効果とボケで顔がきれいに写る
  • 135mm:圧縮効果が強く、背景が大きくボケる。上半身〜バストアップに最強

僕が使っているレンズの使い分け

SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Artは、僕がポートレートで一番使っているレンズです。控えめに言って最高。

F1.8の開放で撮ると背景が溶けるようにボケて、被写体だけがスッと浮かび上がるんですよね。解像感もえぐくて、まつ毛の1本1本まで写ります。重さは1.1kgとなかなかですが、この描写を知ったらもう戻れません。

一方でFE 35mm F1.8は、スナップポートレートで大活躍。軽くてコンパクトだから気軽に持ち出せるし、被写体+背景の雰囲気をセットで写し込めるのが強みです。カフェでの何気ないショットとか、歩いてる姿を撮るときはこっちを選んでます。

ということで、ガッツリ撮るなら135mm、気軽に撮るなら35mmという使い分けが僕のスタイルです。

構図の基本(これだけ覚えればOK)

構図って聞くと難しそうですが、ポートレートで使う構図は正直3〜4パターン覚えておけば十分です。

三分割構図

画面を縦横3等分して、交点に被写体の目を置く構図。ポートレートではこれが一番使えます。左右どちらかに寄せて空間を作ると、自然でおしゃれな雰囲気になります。

日の丸構図

被写体をど真ん中に配置するシンプルな構図。「初心者っぽい」と言われがちですが、ポートレートでは逆にインパクトがあってかっこいいです。目力が強い写真を撮りたいときに使います。

前ボケを入れる

手前に花や葉っぱなどを入れてボカす手法。これを入れるだけで写真に一気に奥行きとプロ感が出ます。SIGMA 135mm F1.8で前ボケを入れると、もうため息が出るレベルの仕上がりになりますよ。

余白を活かす

被写体の視線の先に余白を持たせると、ストーリー性のある写真になります。逆に余白を詰めると緊張感が出る。余白の方向を意識するだけで写真の印象がガラッと変わるので、ぜひ試してみてください。

光の読み方(順光・逆光・サイド光)

ポートレートにおいて、光の使い方はめちゃくちゃ重要です。同じ場所でも光の方向が変わるだけで全然違う写真になります。

順光(被写体の正面から光が当たる)

顔全体に光が回るので、肌がきれいに写りやすいのがメリット。ただし影がなくなってのっぺりしがちで、被写体が眩しそうな表情になりやすいです。

逆光(被写体の後ろから光が当たる)

僕がポートレートで一番よく使うのがこれ。髪の毛が光に透けてキラキラする「リムライト」がめちゃくちゃきれいなんです。柔らかい表情を撮りやすいのもポイント。

ただし露出がアンダーになりやすいので、+0.7〜+1.3くらい露出補正をプラスに振るのがコツです。

サイド光(横から光が当たる)

顔に陰影がついて、立体感のあるドラマチックな写真になります。かっこいい雰囲気や大人っぽい写真を撮りたいときに効果的です。

正直、初心者のうちは逆光をマスターするだけでポートレートがめちゃくちゃ上手く見えます。夕方のゴールデンタイム(日没の1時間前くらい)に逆光で撮ると、誰でもエモい写真が撮れるのでおすすめです。

背景のボカし方のコツ

「背景がきれいにボケた写真」って、それだけでプロっぽく見えますよね。ボケを大きくするには以下の4つを意識してみてください。

  • F値を小さくする:F1.8やF2.0など、開放に近い値で撮る
  • 焦点距離を長くする:35mmより85mm、85mmより135mmの方がボケる
  • 被写体に近づく:被写体との距離が近いほどボケ量が増える
  • 被写体と背景の距離を離す:背景が遠いほど大きくボケる

SIGMA 135mm F1.8 Artは焦点距離135mm+F1.8開放なので、この条件を二つ同時に満たしてるわけです。ぶっちゃけ、このレンズで開放で撮ればほぼ何も考えなくても背景がトロトロにボケます。

逆にFE 35mm F1.8のような広角寄りのレンズでボカしたい場合は、できるだけ被写体に寄って、背景が遠くなるシチュエーションを選ぶのがポイント。開けた場所で撮ると、35mmでもしっかりボケてくれますよ。

撮影時のコミュニケーション

ポートレートって、カメラの設定や構図と同じくらいコミュニケーションが大事です。むしろこれが一番大事かもしれない。

撮影前にやること

  • 撮りたいイメージを共有する:参考写真をスマホで見せるのが一番伝わりやすい
  • 服装の相談:撮影場所の雰囲気に合う色味やテイストを事前に相談しておく
  • スケジュール感を伝える:「1時間くらいで3箇所くらい回りたいです」など

撮影中に意識すること

  • とにかく声をかけ続ける:「いい感じです!」「めっちゃかわいい!」など、ポジティブな声かけで相手をリラックスさせる
  • 撮った写真を見せる:途中で背面液晶を見せると、モデルさんのテンションが上がって表情がどんどん良くなる
  • ポーズは具体的に伝える:「顎をちょっと引いて」「右手を髪に添えて」など、わかりやすく指示する

僕の場合、撮影中はめちゃくちゃ喋ります。沈黙が続くとモデルさんも緊張しちゃうので、雑談しながら自然な表情を引き出すのが理想ですね。

よくある失敗と対策

僕自身の失敗談も含めて、初心者がやりがちなミスをまとめました。

ピントが目に合っていない

ポートレートは目にピントが合っていないと全部台無しになります。必ず瞳AFを使いましょう。α7IIIなら設定からリアルタイム瞳AFをオンにするだけでOK。

背景がゴチャゴチャしている

被写体の後ろに電柱や看板が写り込んで、せっかくの写真が台無しになるパターン。撮る前に背景をチェックする癖をつけるのが大事です。少し立ち位置を変えるだけで改善することも多いですよ。

顔が暗く写る(逆光時)

逆光で露出補正を忘れると、顔が真っ暗になります。露出補正を+0.7〜+1.3に設定するか、RAWで撮って現像時に持ち上げましょう。

表情が硬い

モデルさんが緊張して表情が硬くなるのは、カメラマン側のコミュニケーション不足が原因であることがほとんど。まずは自分がリラックスして、楽しい雰囲気を作ることを意識してみてください。

ポートレート撮影でよくある質問

Q. ポートレートにはフルサイズカメラが必要?
A. 必須ではありません。APS-Cでも明るい単焦点レンズを使えば十分きれいなポートレートが撮れます。ただ、フルサイズの方がボケ量や高感度耐性で有利なのは事実。僕はα7IIIを使っていますが、ボケの質と瞳AFの精度に満足しています。
Q. 初心者が最初に買うべきポートレートレンズは?
A. 50mm F1.8の単焦点レンズがおすすめです。価格が手頃で、見た目に近い自然な画角なので扱いやすい。そこからステップアップするなら85mmか135mmを検討してみてください。
Q. ポートレートで一番大事なことは?
A. 個人的にはコミュニケーションだと思っています。設定や構図はもちろん大事ですが、モデルさんの自然な表情を引き出せるかどうかで写真のクオリティは何倍も変わります。
Q. 曇りの日でもポートレートは撮れる?
A. むしろ曇りの日はポートレート向きです。空全体がディフューザーの役割を果たして、柔らかい光が回るので、肌がきれいに写ります。影も強く出ないので、初心者には撮りやすい環境ですよ。

まとめ:まずは撮ってみるのが一番の近道

ポートレートって、最初はハードルが高く感じるかもしれません。でも、今回紹介したカメラ設定・レンズ選び・構図・光の使い方を意識するだけで、写真は確実に変わります。

僕もSIGMA 135mm F1.8 Artを手に入れてから、ポートレートの楽しさにどっぷりハマりました。あの圧倒的なボケと解像感は、控えめに言って最高です。

まずは友達や家族を撮るところから始めてみてください。設定は絞り優先+瞳AF+開放付近、光は逆光。これだけで「おっ、なんかプロっぽい!」ってなりますから。

ということで、ポートレート撮影、ぜひ楽しんでくださいね!

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