α7Ⅲを購入して結構時間が経つが
そのうちやろう…
と思って後回しにしていたことがある。
それが『カメラ機器の環境整備』である。
今回はカメラの状態をベストに保つためにタイトルの通り自作でカメラ防湿庫を作成したので作成の過程と作成したものを紹介する。

リョウと言います!
このブログの管理人をしています!
α7Ⅲを片手にほぼ毎週撮影に出かけて居ます!
撮影方法や撮影日記をブログにまとめています!
目次
そもそも防湿庫は必要なのか?
これを読んでいる人の中には『そもそもカメラ防湿庫いる??』
と思っている人もいるだろう。
『防湿庫なくても全然行けるぜ!!』
なんて声もたまーに聞く。
しかし断言する。
カメラの防湿庫は絶対に必要だ。
レンズもカメラ本体も湿気に弱い
カメラ機材は湿気に弱い。
というのも湿気によってカメラやレンズ内にカビが発生してしまうからだ。
カビが一度発生してしまうと手入れが面倒だ。
レンズの外側にカビが生えるのはまだ百歩譲って良しとしてレンズの内側に白カビが生えてしまうと更に大変なことになる。
クリーニングに出す、修理に出す、もしくは分解して内部を清掃することになる。
ほとんどの人はレンズを分解して清掃なんてことはできないと思うので修理に出すことになる。
保証が効くとしても修理の間、使いたいレンズが使用できないなんてことになりかねない。
もしかしたら修理代金を払うことになるかもしれない。
そんなことにならないためにも防湿庫や湿度を管理することは必須ということ。
カビの生える条件
とりあえずカビが生えると面倒なことは理解してもらえたかと思う。
ここまで読んでくれた方はカビを生やしてしまうようなことはないと思うが一応カビの発生条件も記載しておく。
下記がカビの発生しやすい条件なので参考にしてほしい
- 気温20~30度
- 湿度60%以上
となっている。
カメラの保管に適しているのは大体40%以下と言われているのでそれくらいの湿度を保ちたいですよね。
また除湿し過ぎも良くないので気をつけましょう!。
またカビは『ホコリ、ゴミ』などを栄養として成長するので撮影後はしっかりと掃除しておきましょう。
雨の日の撮影で濡れたまま放置~なんてことは絶対NGです!!
ちなみにレンズの清掃はこちらのレンズペンがめちゃくちゃオススメです!
だから防湿庫は必要!!
高価なカメラやレンズをだめにしてしまわないためにもカメラの防湿庫は必須と言っても良いでしょう!
一般的に販売されているカメラ防湿庫で良さそうなモノをいくつか紹介しておきます。
有名なメーカーの防湿庫はこんな感じのラインナップです。
どれも電子制御で湿度を管理してくれるのでとっても楽に保管できます。
しかしネックなのが値段。
安いもので1万弱。高いものは本当に高いです。
防湿庫の容量にもよるので…
財力に余裕があればしっかりした防湿庫を購入できますが中にはそうも行かない人がたくさんいると思います。
そこで今回ボクが紹介するのが『簡易防湿庫』です。
なんと今回の方法なら防湿庫が【1000円以下で作成】できます!(やっと本題www)
防湿庫ほしいけど高いなーと思っていた方は参考にしてみてください!♪
【1000円以下!】自作防湿庫の作り方!
防湿庫を自作することで管理にかかるコストを大幅にダウンさせることに成功しました。
自作防湿庫に必要なもの
自作防湿庫に必要なものは次の2点です。
- コンテナボックス
- 乾燥剤
以下実物
それぞれアマゾンで購入しました。
合わせて1000円以下です。
僕はα7Ⅲとレンズ3本だったのでこのサイズのコンテナで十分でした。
もしレンズの数が多い場合はもう少し大きいコンテナとキングドライの数を増やすことをおすすめします。
それでも市販の防湿庫を購入することを考えると断然安価ですみます。
察しの言い方はもう気づいているかもしれませんね…
あとはコンテナボックスにキングドライを放り込むだけで簡易防湿庫の完成です!
ちなみに僕はデジタル湿度計を一緒に購入して湿度も測定できるようにしました。
高いものでもないので買っておいて損はないと思います。
実際に機材を入れた写真。
カメラとレンズは撮影に使っているので入っていませんがこんな感じです。
普通に十分ですよね。
湿度も35%程度といい感じに湿度をキープしてくれています。
簡易防湿庫の使いかた
簡易防湿庫の使い方を解説します。
解説と言っても何もすることはありません。
ただコンテナの中にぶち込むだけです。
この簡易防湿庫は電源も必要ないので電気代もかかりませんし最初のうちはコレで良いと思います。
防湿庫を作ろう!
毎年梅雨時期はカメラやレンズにカビが生えないか気になる季節ですがカメラの防湿庫を作ることでしっかりとカビから守ることができます。
一度生えてしまうと大変ですから高いものでなくていいので防湿庫を用意しましょう!
もちろん僕のような簡易防湿庫でもいいししっかりとした防湿庫を作っても良いです!
まずはレンズと防湿庫を守る管理体制から整えて行きましょう!
今回使った商品
簡易防湿庫だけなら1000円以下!
デジタル湿度計をつけても2500円以下なのでお手軽ですね!
防湿庫に入れているレンズ
僕が防湿庫にぶち込んでいるレンズです。参考までに…
FE24105G
FE35mmF1.8