α7Ⅲを購入してからそろそろ1年が経つ。
その間レンズをいくつか購入したが、それ以外にも購入してよかったいくつかある。
そのうちの一つが今回記事にする【HAKUBA レンズペン】。
「写真の撮影は楽しいけどメンテナンスはめんどくさい…」
みたいな人はたくさんいるのではないだろうか?
事実、僕もメンテンナスはめんどくさい派だ。
しかし、このレンズペンはめんどくさがりの僕でもレンズをらくらくメンテナンスできるスグレモノ!
今回は【レンズ掃除の新定番 HAKUBAレンズペン】について解説していく。
目次
HAKUBA レンズペンの特徴
レンズペンの特徴は下記の通り
- ブラシとレンズ拭きが1本にまとまっている
- コンパクト
- クリーナー液不要
だ。
ブラシとレンズ拭きが一本に!
レンズペンはブラシとレンズ拭きが両端についていて1本でレンズのメンテンスができるという優れものだ。
使い方は後でざっくり説明するが使用方法もかなり簡単だ。
格納式のブラシとレンズの油を拭き取る革製のセーム革を使用したチップが付いている。
コンパクトなサイズ感
サイズはかなりコンパクトである。
僕がいつも使っているジェットストリームの多色ボールペンよりも小さい。
このサイズ感ならカメラバッグの中でも邪魔にならない。
カメラバッグを使わないときでもポケットに突っ込んでおけばいつでも取り出すことができる。
絶妙なサイズ感だ。
クリーナ液不要
カメラレンズの掃除といえばブロワーでホコリを飛ばして、クリーナー液をつけてレンズ用のクロスで拭いて…
みたいな順序で掃除していたと思うけどこのレンズペンはクリーナー液が不要だ。
原理はよくわからんけどセーム革に付着しているカーボン粉末がホコリや油や指紋を吸着してくれるらしい。
カーボン粉末すげえ。
このカーボン粉末のおかげでクリーナ液を塗りつけてクロスで磨いてクリーニングするというステップを省略できるというわけ。
HAKUBAレンズペンのスペック
スペック!というほどに大したものではないが簡単に大きさなどを書いておこうと思う。
外寸法 | 約112×約17mm |
---|---|
重量 | 約16g |
材質 | [本体]ABS、[チップ面]セーム革+カーボン粉末、[ブラシ]上質山羊毛 |
こちらはスタンダードな『HAKUBAレンズペン3』の詳細である。
ちなみにレンズペンには複数種類があり、用途に合わせての使用を推奨している。
また種類によって多少のサイズの誤差があると思うがそこまで大きな差はないので割愛する。
レンズペンの種類には
- カメラの曲面用にチップも曲面になっている『レンズペン2』、『レンズペン3』
- 液晶画面とレンズ兼用ので『レンズペン2 デジクリア』
- フィルター用の『レンズペン2 フィルタークリア』
- ビューファインダー用の『レンズペン マイクロプロ』
- コンデジ用の『レンズペン2 ミニプロ』
が用意されている。
殆どの人はレンズペン2かレンズペン3、もしくはフィルタークリアを購入することになると思う。
HAKUBAレンズペンの外観
次は外観だ。
先程から何度か載せているので、「もうわかっとるわ!」なんてことは言わずに付き合ってほしい。
まずは全体像。所有しているレンズペンはガンメタ。
他にも複数色あるが一番無難な色にした。
ロゴの反対側。
格納式のブラシのレバーが付いている。
このレバーをスライドさせるとブラシが出てくる。
ブラシを出した状態。
この格納式のおかげで見た目はスタイリッシュかつ機能性も兼ね備えている。
レンズ清掃チップ。
蓋を外すと姿を表す。
このチップは交換式で使用限界は約500回とのこと。
ちなみに僕が購入したキットには交換チップが1個付属していた。
チップ先端。
僕が購入したものはレンズ用のものなので先端が曲面になっている。
この曲面にカーボン粉末が付いていて指紋や皮脂を絡め取るらしい。
キャップの中にカーボン粉末が塗られていてキャップを締めると粉末が充填される仕組み。(約500回使用可能)
レンズペンの使い方
簡単にレンズペンの使い方を説明しようと思う。
といってもそんなに難しいことはない。
まずは格納式のブラシを取り出しレンズの表面の大きなホコリを除去する。
軽くさっと掃くだけでほとんどのホコリは取れると思う。
レンズの表面に皮脂や指紋がないならコレで終わり。
もし皮脂がついているなら反対側のチップを使う。
チップをレンズに軽く押し当て中心から外に向かって渦を描くように汚れを拭き取る。
この際くれぐれも強く押し当てないようにしてほしい。
汚れは軽く押し当てるだけで十分取れるし、何よりホコリなどを巻き込んで傷をつけてしまうといけない。
汚れを取るために掃除をしているのに傷つけてしまうと何をしているかわからなくなってしまう。
レンズ表面に汚れがなければ、最後に表面をブラシでサッと掃いて終了。
HAKUBAレンズペンの注意点
さてこんなにメンテンスが楽なレンズペンだが気をつけてほしいことが2点ある。
一つはメンテンスの項で話した、強く押し付けすぎないことだ。
そしてもう一つが用途にあったレンズペンを使用すること。
レンズペンには複数種類があることは先程説明したが似ているが故に間違えて購入しかねない。
購入前にはしっかりと確認してほしい。
用途に合っていないと最悪の場合、ホコリを巻き込んでレンズに傷が付いてしまう。
そうならないためにも購入前には確認して購入しよう。
コレ一本あればレンズのメンテはらくらく!
ということでHAKUBAのレンズペンについてレビューした。
HAKUBAのレンズペンの最大のメリットはその『手軽さ』と『コンパクトさ』だ。
撮影中にレンズを触ってしまった時。
メンテンスキットを取り出してレンズを拭いている間にシャッターチャンスを逃してしまうかもしれない。
そんなときにサッと胸から、かばんから取り出し掃いて、拭いて終わり。
それこそがレンズペンを持っておく最大のメリットであり、意味だと思う。
メンテンスがめんどくさいという人はそこまで高いものでもないので1本買ってみてほしい。