この記事では、FE24105Gレンズの魅力として、広範囲な撮影シーンに対応する24-105mmのズーム範囲、F4通しの明るさ、そして撮影した写真の高画質を挙げています。
特に、初心者から中級者まで推奨する万能レンズとして、その購入メリットを強調しています。一方で、価格の高さやサイズの大きさをデメリットとして挙げており、これらを考慮した上での購入を勧めています。
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万能の標準ズームレンズ!初心者こそFE24105Gを購入するべき!
最初にズバッと結論を言ってしまいましょう!
- 標準域のズームレンズで迷っているなら購入すべき!
標準域のズームレンズの購入で悩んでいるなら購入の第一候補に上げて良いほど良いレンズです。初心者から中級者まで、購入を検討してよいほど完成度の高い神レンズです。では実際に使用してみて感じたことを書いていきたいと思います。
特徴・購入するメリット
さて絶賛するには理由があります。今回僕が感じたのは以下の点でした。
- 撮影した写真がめちゃくちゃきれい
- 24-105mmのズーム域で大体何でも撮影できる
- F4通しで望遠側でもF4で撮れる
- きれいにボケる
です。一個ずつ解説していきます。
撮影した写真がめちゃくちゃキレイ
きれいな写真が撮影できたときってめっちゃテンション上がりません?僕はめちゃくちゃ上がります。
多くのカメラマンが同じことを同じことを思っているはず。そしてFE24105Gはキレイに撮影できます。キレッキレに改造してくれます。
FE24105Gを使って写真を撮影したとき、綺麗すぎてめちゃくちゃ感動しました。初使用は友人の結婚式だったのですが友人も撮影した写真を見てとても喜んでくれました。
FE24105Gには初心者でもきれいに撮影できるように
- 手ブレ補正
- 高速AF
が備わっています。またSONYのα7Ⅲやα7rⅢなどのカメラに備わっている瞳AFと合わせて使うと、人物撮影や動物撮影でよりきれいな写真を撮影することができます。(最後に人物の作例もあるのでそちらも参考にしてください)
初心者でもきれいな写真が撮影できるとなれば評価が高くなるのも頷けますよね!
24mmから105mmまでカバー!大抵何でも撮影できる
このレンズが1本あれば大抵の撮影シーンで困ることは有りません。
なぜならFE24105Gはその名の通り広角側24mmから望遠側105mmまでをカバーしています。そしてこれだけの焦点距離をカバーしていれば、日常の撮影において大体のものは撮影できてしまうからです。
例えば
- 風景
- ポートレート(人物撮影)
- 動物撮影
- 物撮り
などなど、使用用途は多岐に渡り日常生活にこのレンズ1本あればほとんどカバーできます。まだ何をメインに撮影するか決めていない人はこのレンズがあればピッタリだと思います。
旅行に行くのに極力荷物を減らしたいときも、撮影シーンを選ばないFE24105Gは最適でした!
これ1本持っていけば解決するのでレンズ選びも迷うことが有りませんでした。
それほど24-105mmという画角が使いやすいということです。
困ったときはFE24105Gを持ち出すとだいたいいい仕事をしてくれますよ!
F4通し!望遠側もF4で撮影できるのめっちゃ便利!
FE24105GはF4通しのズームレンズです。これがスーパー便利です。
通常ズームレンズは広角側が開放絞り値(F値)が低く、望遠側にズームしていくほど開放値が大きくなっていきます。
例えばズームレンズキットに付属している『FE2870』なら
- 広角側(28mm)の開放絞り値→F3.5
- 望遠側(70mm)の開放絞り値→F5.6
と最大開放絞り値は変化していきます。しかしFE24105Gは広角側でも望遠側でも最大開放絞り値がF4です。なので望遠側でもF4で撮影することができます。
結婚式などの撮影で少し暗い場所や夕暮れなど、光が足りない場所で撮影しても他の標準ズームの望遠側よりも明るく撮影することができます。しかも望遠側105mmということもあって本当にこれ一本で何でも撮影することができます。
きれいにボケる
FE24105Gはボケもきれいです。
一般的にF値が低いほどボケが大きいと言われていますがこのレンズでも十分にボケができます。きれいにボケた写真が撮れればそれだけでテンション上がりますよね?
百聞は一見にしかずということでいくつか作例を用意してみました。(その他作例は記事後半にまとめてあるので、そちらも参考にしてください)
ポートレートでもきれいにボケていますしボケもきれいな玉ボケですよね!もちろん単焦点レンズのほうがきれいにボカせたり、簡単にボケが出せるかもしれません。でも幅広い焦点距離を持ち、望遠側でもF4で撮影できるレンズで、これだけきれいにボケを出せるとなれば…それはとても魅力的ですよね?
FE24105Gを購入する際の悩み、デメリット
ここまで手放しでFE24105Gを褒めちぎって来ました。しかし、ここからはこのレンズのデメリットや僕が実際に購入する際に悩んだことを書いていきます。
まず僕が購入する際に悩んだことは
- 価格が高い
次に実際に使っていて感じたデメリットは
- でかい、重い
です。こちらFE24105Gを検討している人なら多くの人が考えることですよね?こちらも正直に書いていきます。
価格が高い
FE24105Gは価格が高いです。APS-Cからフルサイズに乗り換えの人、新しくカメラを購入する際に面食らってしまうのが、この10万円を超える価格だと思います。
実際、僕もレンズを購入するとき、価格にビビってしまい悩みに悩み、他のレンズと比較もしました。
そこでわかったことは
- 24mmから105mmをカバーしていてF4のレンズはオンリーワン
でした。僕は日常生活で常用できる使い勝手の良いレンズを探していました。比較対象のレンズの多くは広角側は24mmから始まっていますが、望遠側はだいたい70mm近くでした。このレンズの105mmまで使えるというのが僕の中では大きかったです。しかも望遠側でもF4で撮影できる。そういうことでオンリーワンでした。
また理想で言えば、撮影シーンに合ったレンズをチョイスする、購入することですが何本もレンズを購入していては破産してしまいます。しかも何本もレンズを持っていくのはしんどい。
その点このレンズは1本でいろいろな撮影に使えるので、コストパフォーマンスに優れています。確実に価格のもとを撮れるのではないか?と考えたので購入に踏み切りました。
購入して実際に使用している今は購入して大正解だったと思っています。
重いしでかい
FE24105Gは重いしでかいです。
これはフルサイズを初めて触る人がみんな感じることだと思います。
僕も購入して最初にカメラに付けたときは「え、おっも」と思いましたし多分声に出てました。フルサイズをずっと使っている人にすればなんてことないのでしょうが、初めて間もないビギナーには中々衝撃的です。
他のブログやレビューでは
- 性能の割に軽い
- 使ってたら慣れてくる
という口コミも見られましたが、僕はFE24105Gは今も重いと思っていますし、僕のカメラバッグの中で存在感を放ち続けています。そもそも性能の割に軽いと言えど、ビギナーなので他の比較対象など知るよしもなく...
ただ単焦点レンズを何本もかばんに詰め込むよりかは確実に軽くなりますし、付替えの頻度も減って楽なのは確実です。
重さと便利さはトレードオフということです。
このレンズの魅力は、この一本さえあれば大体何でも撮影できるところなので、大きさ、重さはある程度覚悟して購入しましょう。
FE24105Gのスペック
では改めてFE24105Gのスペックを見ていきましょう!(FE 24-105mm F4 G OSS)
名称 | FE24105G |
型名 | SEL24105G |
レンズマウント | ソニーEマウント |
焦点距離 | 24-105mm |
レンズ構成 | 14群17枚 |
開放絞り | F4 |
最短撮影距離 | 0.38m |
手ブレ対応 | あり |
重さ | 663g |
大きさ(最大経×長さ) | 83.4×113.3 |
フィルター径 | 77mm |
防塵/防滴 | ○/○ |
作例
ここからは作例を紹介していきます。
まずは風景撮影から(すべてα7Ⅲに装着して撮影した写真です)
風景
こちらは広角側で撮影した写真。夜景撮影ですが三脚を使用し長時間露光で撮影しました。ちなみにこの日が初めての本格的な夜景撮影でした。
朝焼けと菜の花です。望遠端で撮影しました。逆光ですが変なフレアも出ておらずきれいに撮影できました。花もバチッとピントが合っていてキレッキレです。また背景もきれいにボケていますよね?
こちらも夜の撮影。三脚に載せて撮影しました。桜の花びらもきれいに見えますし全体がくっきりしていてとても魅力的な1枚になったと思います。
夕暮れ時の1枚。逆光でしたが変なゴースト、フレアもでずきれいに撮影できました。全体にピントが合っていてとても満足の1枚です。
ポートレート
お次はポートレート(人物写真)です。
どの写真もしっかり解像していて大満足の写りです。これだけ幅広いシーンで使えるならはじめの1本、旅行用の万能レンズとして申し分ないと言えるのではないでしょうか?
まとめ
今回はSEL24105Gを紹介しました。
おさらいすると
- めちゃくちゃキレイな写真が撮れる!
- 幅広い焦点距離をカバーしているのでこれ1本でいろいろな撮影に対応できる!
- F4通しなので望遠側でもF4で撮影でき、写真の幅が広がる!
- 値段は高いけど写真の品質、使い勝手もよくコスパがめちゃくちゃいい!
でした。
悩んでいる人は下にリンクを貼っておくのでレビューをみて一度検討してみると良いかもしれませんね!
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