どうも、リョウです!
「α7IIIとα7IV、今から買うならどっち?」これ、カメラ購入相談で一番聞かれる質問かもしれません。
僕自身、α7IIIを2年以上メインで使い続けていて、α7IVが出たとき本気で乗り換えを検討しました。結論から言うと、静止画メインならα7IIIで十分。動画も本気でやりたいならα7IVです。
この記事では、α7IIIユーザーの立場からα7IVとの違いを正直に比較して、どっちを選ぶべきか書いていきます。
α7IIIとα7IVのスペック比較表
まず数字で見比べてみましょう。
| α7III(ILCE-7M3) | α7IV(ILCE-7M4) | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2018年3月 | 2021年12月 |
| 有効画素数 | 約2420万画素 | 約3300万画素 |
| イメージセンサー | 裏面照射型CMOS | 裏面照射型CMOS |
| 画像処理エンジン | BIONZ X | BIONZ XR |
| AF測距点 | 693点 | 759点 |
| リアルタイム瞳AF | 人物のみ | 人物・動物・鳥 |
| 動画 | 4K 30p(クロップ) | 4K 60p(Super 35mm) |
| 手ブレ補正 | 5.0段 | 5.5段 |
| EVF | 236万ドット | 368万ドット |
| 背面モニター | チルト式 | バリアングル |
| カードスロット | デュアル(SD) | CFexpress Type A + SD |
| 重量(本体のみ) | 565g | 658g |
| 実売価格(中古相場含む) | 約15〜18万円(中古12万円〜) | 約30〜33万円 |
スペック上はα7IVが全面的に進化していますが、価格差は約15万円。この差が「とりあえずα7IV買っとけ」と言えない理由です。
4つの観点で正直に比較
①画質:3300万画素 vs 2420万画素の差は?
α7IVは約3300万画素、α7IIIは約2420万画素。約900万画素の差があります。
正直に言うと、SNSやブログ用途ではこの差を実感する場面はほぼゼロです。Instagramは最大1080px、ブログに載せる写真も長辺2000px程度。2420万画素でも余裕すぎるくらいです。
差が出るのは以下の場面:
- 大幅トリミング:野鳥やスポーツで被写体を大きく切り出すとき、画素数が多いほうが有利
- A3以上の大判プリント:3300万画素なら余裕を持ってA2プリントも可能
- ダイナミックレンジ:BIONZ XRの処理で暗部のノイズがわずかに改善
僕の使い方(ブログ用の風景・ポートレート・スナップ)では、α7IIIの2420万画素で不満を感じたことは一度もありません。
②AF性能:ここが一番の進化ポイント
ぶっちゃけ、α7IIIとα7IVで一番差を感じるのがAFです。
α7IIIの瞳AFは人物のみ対応で、動物やペットにはAFが追従しません。僕がSIGMA 135mmで動物園を撮るとき、α7IIIだと瞳AFが効かず手動でピント合わせする場面がけっこうあります。
α7IVはリアルタイム瞳AFが人物・動物・鳥に対応。さらにリアルタイムトラッキングの精度も格段に上がっていて、動きモノの歩留まりが全然違います。
| AF機能 | α7III | α7IV |
|---|---|---|
| 人物瞳AF | ◯(十分実用的) | ◎(より高精度) |
| 動物瞳AF | × | ◎ |
| 鳥瞳AF | × | ◎ |
| リアルタイムトラッキング | △(タッチトラッキングのみ) | ◎ |
| 暗所AF | -3EV | -4EV |
動物・ペット・鳥を撮る人はα7IV一択です。逆に、人物ポートレートやスナップだけならα7IIIの瞳AFで十分です。
③動画:α7IVの強みが最も出る領域
動画性能の差は正直かなり大きいです。
| 動画機能 | α7III | α7IV |
|---|---|---|
| 4K 30p | ◯(クロップあり) | ◎(全画素読み出し) |
| 4K 60p | × | ◎(Super 35mm) |
| S-Log3 | ◯ | ◎(S-Cinetone追加) |
| ブリージング補正 | × | ◎ |
| アクティブ手ブレ補正 | × | ◎ |
| バリアングル | ×(チルトのみ) | ◎ |
α7IIIの4K 30pはクロップが入って画角が狭くなるし、4K 60pは非対応。YouTubeやVlogをやりたいなら正直α7IIIは厳しいです。
α7IVはS-Cinetone(シネマライクな色合いがそのまま使えるプリセット)、ブリージング補正、バリアングルモニターと、動画に必要な機能が全部揃っています。
動画もしっかり撮りたいなら、α7IV一択です。逆に「動画はスマホでいい」という人にはここの進化はあまり関係ありません。
④価格:15万円の差をどう考えるか
2026年現在の実売価格:
- α7III:新品在庫僅少(終売間近)。中古は12〜16万円が相場
- α7IV:新品約30〜33万円。中古は25万円前後
α7IIIの新品がほぼ市場から消えつつあるので、今から買うなら中古が現実的です。α7IVは新品で買えます。
この15万円の差で何が買えるかというと…
- SIGMA 135mm F1.8 Art(約12万円)
- TAMRON 28-75mm F2.8 G2(約6万円)
- FE 35mm F1.8(約7万円)
「ボディに15万円追加」より「α7III中古+良いレンズ1本」のほうが写真の幅が広がるケースは多いです。僕自身、α7III+FE24105G+SIGMA135mmの3点セットで困ることはほぼありません。
結論:こんな人はα7III、こんな人はα7IV
| こんな人は | おすすめ |
|---|---|
| 初めてのフルサイズ、予算を抑えたい | α7III(中古) |
| 静止画メインでSNS・ブログ用途 | α7III |
| レンズにお金をかけたい | α7III+浮いた予算でレンズ |
| 動物・ペット・鳥を撮る | α7IV |
| YouTubeやVlogも本気でやりたい | α7IV |
| 新品で長く使いたい | α7IV |
| 仕事でも使う予定 | α7IV |
α7IIIを2年以上使ってきた僕の正直な感想
α7IIIは2018年発売で、正直「古い」と言われることも増えてきました。でも実際に使い続けている身としては、まだまだ現役で戦えると感じています。
2420万画素の画質はブログ・SNSには十分すぎるし、人物の瞳AFは今でもバッチリ使えます。バッテリーの持ちも良くて、1日の撮影で電池切れを心配したことはほとんどありません。
ただ、不満がないわけではなくて:
- 動物園で瞳AFが効かないのは地味にストレス(毎回手動ピント合わせ)
- 4K動画がクロップされるので、動画撮影のモチベーションが上がらない
- EVFが粗いと感じる瞬間がある(最新機と比べると)
もし僕が今からゼロで揃えるとしたら…予算30万円以下ならα7III中古+FE24105Gで始めます。予算40万円以上出せるならα7IV新品+TAMRON 28-75mm G2。正直、どっちを選んでも後悔はしないと思います。
よくある質問
- Q. α7Vを待つべきですか?
- A. 2026年4月時点で正式発表はありません。待てるなら待つのもアリですが、「欲しいときが買い時」です。α7IIIの中古は相場が下がり続けているので、迷っている間に良個体がなくなる可能性も。
- Q. α7IIIからα7IVへの買い替えはアリ?
- A. 動画を始めたい、動物撮影が増えた、という明確な理由があるならアリ。「なんとなく新しいのが欲しい」だけなら、差額でレンズを買うほうが満足度は高いです。
- Q. α7Cやα7C IIとの違いは?
- A. α7Cシリーズはコンパクト優先のモデルで、EVFが小さい・グリップが浅いなどの制約があります。携帯性を重視するならα7C II、撮影体験を重視するならα7IVがおすすめです。
- Q. α7IIIの中古で気をつけることは?
- A. シャッター回数とバッテリー劣化をチェック。シャッター回数5万回以下が安心目安。マップカメラやキタムラの中古なら保証付きで安心です。
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まとめ
- スペックはα7IVが全面的に上。特にAF・動画・EVFの進化が大きい
- 静止画メイン+SNS用途ならα7IIIで十分(2420万画素は余裕)
- 動物撮影・動画制作が目的ならα7IV一択
- 予算差15万円でレンズ1本買えることを忘れずに
- α7III中古12万円〜は今が一番コスパが良い時期
ということで、α7IIIとα7IVの比較でした!どっちを選んでも「Sony Eマウント」という最強のレンズ資産が使えるので、まずは1台手に取って撮りまくってみてください。では!