どうも、リョウです!(https://twitter.com/ryo_photogra)

カメラ始めてみたけどF値って何?
よくわからない…
っていう方も多いのではないのでしょうか?
実はF値は使いこなすことで写真の雰囲気をガラリと変えてしまうほど重要な設定のひとつなんです!
今回はそんなめちゃくちゃ重要なF値を僕と一緒に勉強していきましょう!
F値をコントロールすると写真の雰囲気はガラリと変わる
F値をコントロールすると写真の雰囲気がガラリと変わると言いましたがどれくらい変わるかわからないと説得力ないですよね!
なので今回はサンプルを準備しました!
まずはこの写真。
F値4で撮影した写真です。
被写体の周りがボケているのがわかると思います。
次はこちらの写真。
この写真はF値22で撮影したものです。
写真全体にピントが合っているのがわりますよね。
このようにF値を調整することで写真のボケ量をコントロールすることができるのです!
F値って何?

F値で写真の雰囲気が変わるのはわかったけどF値ってそもそも何?
ではそもそもF値とは何なのでしょうか?
F値は別名絞り値といいます。
レンズの中に入っている絞り羽根の開き具合を数字で表したものが絞り値です。
この絞り羽根を開けたり閉じたりして光の量を調節しているのです。
そしてこのF値を調整すると変わるのはボケの量だけではありません。
絞り羽根を閉じるとカメラに入ってくる光の量も変わるので写真も暗くなってしまいます。
なのでF値を変えるときにはIso感度やシャッタースピードを調節して写真の明るさを調整してあげなければなりません。
ちなみにAモードを選択して撮影すると絞り以外の設定はカメラ側が行ってくれるのでカメラに慣れていない人でも簡単に撮影できますよ!
F値の考え方
それではF値がなにかを理解したところで調整の仕方を勉強しましょう!

そう!これがややこしそうで…
F値をコントロールするというと難しく聞こえますが一度覚えてしまうととても便利なのでこの機会に覚えてしましましょう!
まずボケ量ですがF値が低いとボケが大きくなりF値が高いとボケ量が少なくなります!
F値 | 低い | 高い |
ボケ量 | ボケる | ボケない |
簡単じゃないですか?
被写体をボケさせたいときはF値を下げていけばOKです!
写真が暗くて明るくしたいときはF値を下げて明るすぎて暗くしたいときはF値を上げてください。
そうすることで写真の明るさをコントロールできます。
F値 | 低い | 高い |
明るさ | 明るい | 暗い |
こうしてF値をコントロールすることで写真全体の雰囲気を変える事ができます。
最初はうまく調整できないかもしれませんが何回もこなすうちに段々調整する感覚がつかめるようになってきますよ!
F値はこうやって使え!
最後にF値の使用パターンを紹介します。
F値をこうやって使えばいいんだよという例をいくつか載せておきます。
F値を下げることで全景の桜をボケさせています。
また夜の撮影で暗かったのでF値を上げることでシャッタースピードも遅くな入りすぎず手ブレも防げました。
こちらの写真はF値が高いので写真全体にピントが合っていますね!
逆光写真なので白潰れしやすいですがF値を下げることでシャッタースピードも適正値です。
これは極端な例ですがF値をコントロールすることで写真の雰囲気はかなり変わることがわかりますね!
まとめ
F値は下げれば下げるほどボケて明るくなり上げれば上げるほど写真全体にピントが合い暗くなるということが理解できればOKです!