一眼レフの醍醐味!『ボケ』を出すための4つの要素を理解して楽しく撮ろう!

一眼レフを使って撮影することの醍醐味といえば『ボケ』ですよね!
満開の桜の花を撮るときやポートレートでお花畑にいる人物を撮影するときなどカメラが生み出す『ボケ』は自分の撮りたいものを引き立たせてくれますよね?
今回はそんなボケを生み出すための4つの要素を紹介します

目次

一眼レフの醍醐味!『ボケ』を生み出すための4つの要素!

『ボケ』を生み出す4つの要素とは?

ボケは「F値」「焦点距離」「被写体との距離」「被写体と背景までの距離」
で構成されています。
簡単にわかるように早見表を置いておきます!

ボケる ボケない
F値 小さい 大きい
焦点距離 長い 短い
撮影距離 近い 遠い
被写体と背景までの距離 遠い 近い

となっています。
上の表通りにボケた撮影をしようとするとF値が小さく焦点距離が長く撮影距離が近く被写体と背景までの距離が遠くするとボケが強い写真を撮ることができます。
カメラを始めたばかりだとどうしても『ボケ』をコントロールするのにはF値だけをいじりがちですが実際にはこういった4つの要素で構成されています。

では僕がとった写真を例に説明しましょう。

F4.0 焦点距離105mm

この写真は菜の花を撮影した写真ですがF4(開放) 焦点距離105mm(望遠端)で菜の花に限りなく近づいて撮った写真です。
この写真は手前の菜の花にピントが合っていて背景はボケています。
背景はきれいにボケていて手前の菜の花の存在感がより引き立っていますよね!
これが4つの要素を最大限に使った写真。

F6.3 焦点距離105mm

焦点この写真はさっきとほぼ同じ条件でF値が4.0から6.3に変えた写真です。
先ほどよりも背景の菜の花も形が見えてきていますよね?

F4.0 焦点距離59mm

この写真はF値4で先ほどの菜の花と同じF値で撮影してますが被写体の塔までの距離が長いのでボケていない。

どうでしょうか?
ボケを構成する4つの要素をコントロールすることで被写体の『ボケ』をコントロールすることができます
なのでF値の大きいレンズキットのズームレンズでも望遠端で限りなく被写体に近づきかつ背景と被写体までが遠いと十分な『ボケ』を得られるということです。

ちなみにこのボケですが一眼特有のものではなくスマホのカメラでも同じなので持っているスマホのカメラで試してみてください。

2.ボケを使った写真の撮影例

スターバックスのコーヒー。
コーヒーにピントを合わせて背景をぼかしてみた。
背景をぼかすことでコーヒーを目立たせている

桜の中の一つの枝にピントを合わせて他の桜をぼかすことで主題の桜を強調。
花は構図とボケを練習するのにとても良い題材だとおもう。

まとめ

今回は写真を撮る際に写真のイメージを大きく変える『ボケ』について解説しました!
ボケはF値だけでなく様々な要素から構成されているので4つの要素を理解してボケをコントロールしてみましょう!
イメージ通りの写真が撮れるとさらに写真が楽しくなりますよ!!

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