どうも、リョウです!(https://twitter.com/ryo_photogra)
シャッタースピードを理解すると写真がどう変わるの?
写真を撮影する上で大事な要素のうちに「シャッタースピード」があります
このシャッタースピードを変えることで被写体の動きをコントロールすることができます。
シャッタースピードを変えるとどんなふうに写真に変化が現れるのでしょうか?
イマイチなにが変わるかわからないという方もいるんじゃないでしょうか?
今回はそんな疑問に答えたいと思います!
シャッタースピードを変更してできること!
「シャッタースピードを変えると何が変わるの?」
と思った方も多いと思います!
まずはこちらの写真を御覧ください。
この写真は早いシャッタースピードで撮影された写真です
次にこちらの写真を見てください
こちらの写真は遅いシャッタースピードで撮影された写真です
どうでしょうか?
何が違うかわかりますか?
一枚目の写真は噴水の水が止まっていて二枚目は線のようになっていますよね!
この違いはシャッタースピードによる違いで生み出されています!
つまりシャッタースピードを変更することで被写体の動きをコントロールすることができるのです!
シャッタースピードを変更すると変わること
シャッタースピードを変更すると何が変わるのでしょうか?
シャッタースピードを変更するとシャッターを開いている時間が変わります。
シャッターが開いている時間が長いと開いている間光を取り込むので写真が明るくなり被写体が動いている場合は動きはおおきくなります。
反対にシャッターが開いている時間が短いと光を取り込まないので写真が暗くなり被写体が移動している場合は被写体の動きは小さくなります
つまり
- シャッタースピード速い→写真は暗く被写体の動きは少ない
- シャッタースピード遅い→写真は明るく被写体の動きは大きくなる
となります。
このシャッタースピードの特性を覚えておくと撮影で設定を決めるときに自分の好きなように被写体をコントロールできます!
シャッタースピードを変更する上で気をつけること
シャッタースピードを変更する上で気をつけることがあります。
それは手ブレ。
撮影時にあまりに遅いシャッタースピードだと手持ち撮影の場合撮影のときにカメラが動いてブレた写真になります。
なので手持ちで撮影する場合はおそすぎないシャッタースピードに設定しましょう!
「そうは言ってもどれくらいに設定したらぶれないのかわからない」
という方もいますよね?
基本的に手持ちで撮影してぶれないシャッタースピードは
1/つけているレンズの焦点距離
と言われています。
つまり
となります!
これ以上上げてしまうと手ブレしてしまうことがあるのでなにか対策が必要です!
シャッタースピード別の撮影シーン
一通り説明したところで様々な写真を見てシャッタースピード別の使い方も頭に入れておきましょう!
速いシャッタースピードがおすすめの撮影シーン
まずは速いシャッタースピードがおすすめの撮影シーンです。
速いシャッタースピードがおすすめのシーン
- 動きの速いものを止めたいとき(乗り物、人)
- 撮影した写真が明るすぎたとき
- 風景写真
公園で遊ぶ子供や車やバイクなど動きの早いものをピタッと止まっているように撮影したいときはシャッタースピードを速くするときれいに撮影できます。
また撮影時に撮った写真が明るすぎたときはシャッタースピードを速くすることで写真の明るさをコントロールすることができます。
風景写真で木の枝や葉っぱの動きを止めたいときにもシャッタースピードを速くすることで対処することができます
遅いシャッタースピードがおすすめのシーン
では遅いシャッタースピードがおすすめの撮影シーンはどうでしょうか?
遅いシャッタースピードがおすすめのシーン
- 撮影環境が暗いとき
- 水などが流れていることを表現したいとき
- いつもと違う雰囲気の写真を撮影したいとき
撮影環境が暗いときはシャッタースピードを遅くすることで光を沢山取り込み写真の明るさを上げることができます
先程の噴水写真のようにシャッタースピードを遅くして水を先のように撮影して水の流れを表現したいときにも有効です!
こうすることでいつもとちがう雰囲気の写真を撮影することができます。
まとめ
シャッタースピードを変更すると被写体の動きがコントロールできることは理解してもらえたでしょうか?
もう一度まとめると
- シャッタースピード速い→被写体が止まる。暗くなる。
- シャッタースピード遅い→被写体が動く。明るくなる。
となります。
この関係性を頭に入れとくと自分の思い通り被写体の動きを自由に止めたり、動かしたりできます。
次の撮影ではシャッタースピードを変えて撮影してみましょう!