どうも、リョウです!(https://twitter.com/ryo_photogra)!
今回はカメラを始めたばかりの人が口を揃えて

ややこしい!
と言うF値、シャッタスピード、Iso感度の3大設定のうちの「Iso感度」についてです!
iso感度も言葉だけ聞くととてもややこしく聞こえますが理解することで写真をぐっと良くすることができるのでこの際マスターしてしまいましょう!
iso感度を変更してできること!
iso感度を変えると何が変わるのでしょうか?
わかりやすくするために2枚の写真を用意したのでまずは次の二枚を見比べてください!
こちらの写真はiso感度が低い写真です。
全体が暗く光量が足りていない感じがしますよね?
次の写真です
この写真は同じ場所、同じカメラの設定で撮影した写真で違うのはIso感度のみです。
どうでしょうか?
めっちゃ明るいですよね!
そう!Iso感度は写真の明るさを明るくしたり暗くしたりできるのです!
iso感度を変えてもいいことばかりじゃない
iso感度を変更すると明るさを変更することがさっきわかりましたよね?
「じゃあ暗い場所で撮影するときはガンガンiso感度上げればいいよね!」
と思った人…いますよね?
実はiso感度は上げればいいってものでもないんです。
iso感度は上げすぎると写真にノイズが発生してしまいます。
先程の室内写真でiso感度をかなり上げて撮影した写真がこちらです。
なにか写真全体がザラザラしていてシャープさが失われているのがわかるでしょうか?
これを見ればiso感度をただ上げていけばいいというものではないのがわかりますよね?
じゃあ適切なiso感度は?

iso感度は上げると暗いところでも明るく撮影できるけど上げ過ぎはだめ…
じゃあ撮影するときに一番いいiso感度はどれくらいなの?
こう思った方もたくさんいますよね?
適切なiso感度は撮影するシーンによって変わります。
明るいところで撮影するならIso100が一番良いです。
Iso100で暗ければちょっとづつ下げていくのが良いでしょう。
ただどれだけ暗くてもiso感度の上限は3200くらいまでが良いと思います。
それ以上上げてしますとノイズが大きくなって写真のシャープさが失われてしまう可能祭があります。
なので実際に使うiso感度の範囲としては
Iso100~3200くらいまでとなります。
設定値もIso感度も変えたくない!そんなときは?
撮影していると
「F値もシャッタスピードも変えたくないけどこれ以上iso感度を上げてしまうとノイズがひどそう」
みたいなシチュエーションが普通に出てきます。
そんなときはどうすればよいのでしょう?
解決策としては
- 明るくなるまでiso感度を上げる
- 周辺機器で対応する
となります。
明るくなるまでiso感度を上げる
先程iso感度の上限は3200と言いましたがそれはあくまで目安です。
iso感度を気にして設定を変えず撮影して手ブレしてしまったり思い通りの撮影ができないくらいなら思い切ってiso感度を上げましょう!
あとから「やっぱりあのとき…」と後悔するよりかは多少のノイズは目をつむって撮影するほうが絶対良いです!
周辺機器で対応する
iso感度と設定値を変えたくないのなら周辺機器で対応するのも一つの手です!
ストロボやライトなどを使って被写体を明るくすればiso感度を上げなくてすみますよ!
結論!iso感度を理解すれば写真の明るさをコントロールできる!
iso感度を理解すれば暗いところや室内で光量が足りないときに写真の明るさをコントロールできるということがわかりました!
最初はシチュエーションごとにiso感度を変えるのは大変なように思えるかもしれませんが回数を重ねるごとに
「このf値でシャッタスピードだとこれくらいかな」
と感覚がつかめるようになってきます。
いつもはややこしそうで使わないiso感度をこの機会に撮影に取り入れてみては?